INN THE PARK

公民連携事業とは

社会経済情勢の変化や住民の暮らし方の変化によるニーズの多様化に対応するために自治体が民間事業者の知識や技術、資源を活用することで、公共サービスを継続的に実施していくための手法です。

ここ最近は市区町村の所有する土地や公園などをグランピング施設として活用するケースが増えてきています。

INN THE PARKとは

「INN THE PARK」は“泊まれる公園”をコンセプトとした公園一体型宿泊施設です。

静岡県沼津市内で長年市民に親しまれ、平成29 年3 月に惜しまれつつその運営を終了した青少年向け自然体験施設“沼津市立少年自然の家”の跡地を活用し、新たな視点でリノベーションを加えることで、快適性とエンタテインメント性を併せ持つ施設として、生まれ変わりました。

「INN THE PARK」は①宿泊、②飲食、③自然体験アクティビティの3 つの要素を組み合わせた複合施設として、旧施設の少年自然の家で受け入れてきた子供たちだけでなく、大人・ファミリー層も楽しめるスポットとして、県内外から広く人気を集めています。


全国的にも先進的な都市公園内の宿泊体験施設のリノベーション事業

運営主体である住宅、オフィス、公共空間のリノベーション等を手掛ける設計事務所株式会社オープン・エーは、平成28 年に実施された当該施設の公募型プロポーザル方式の運営事業者公募に応募し、優先交渉権者として選定され、同年11 月、沼津市と基本協定を締結し、平成29 年4 月よりリノベーション工事に着手しました。

本事業では、当該施設のリノベーション以外にも、沼津市と協議し設置許可等を得ることで、公園敷地内にテントや移動式カフェを新設したり、芝生広場を利用したイベントを開催したりと、公民連携のスキームを最大限に生かした事業を展開しています。